GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)の問題例、勉強方法や対策について解説しますが、まず普段からアナリティクスを触っている方は、とりあえずGAIQを受験してみてください。
無料で受けられるし仮に落ちたとしても、24時間経てばまた受験できるので臆する必要はありません。普段からアナリティクスを使ってサイトのアクセスから分析をしていれば難易度も特別高くないと思います。
GAIQとは何?
GAIQとは、「Googleアナリティクス個人認定資格」という、Googleアナリティクスに関しての公式の資格です。
Googleアナリティクスを使った分析などの一定水準の能力があります、とGoogle公式に認定してもらえるんですね。Google認定という事を履歴書の資格欄に書く事も出来ますし、もちろん名刺に書く事も出来ます。
GAIQの試験内容の詳細
- 設問数:70問
- 合格ライン:80%以上正解(56問以上正解で合格)
- 解答時間:90分(途中退席しても時間は経過するので注意)
- 問題形式:選択式
- 費用:無料
- 再受験:24時間後(何度でも再受験可)
- 受験方法:ネットで24時間いつでもOK
- 資格の有効期限:12か月
GAIQにはどんな問題が出る?
GAIQの問題の特徴を知ってもらうために、例題を作成してみました。問題の傾向をつかんでみてください。
例題1
マルチチャネルのレポートで、コンバージョンが割り当てられないチャネルは?
※↑クリックすると答えが確認できます。
例題2
Googleアナリティクスで、「直帰率」とは何?
例題3
Googleアナリティクスでデフォルトのセッションタイムアウト時間は?
GAIQの受験対策
上記の問題を見て、GAIQの出題傾向がわかりましたか?
GAIQでは比較的アナリティクスの画面上で表示されている用語の意味や、アナリティクス使った分析の際に必要な知識等が問われることが多いです。
アナリティクスをほとんど触った事がないような初めての方は、GAIQの受験対策としてやっておくべき事は、まずはGoogleが出している動画を確認する事がおすすめです。本などを買って勉強するというのも一つなのですが、情報が古い可能性も多いにあります。
Google関係のツールは頻繁に仕様が変わるのです。
そのため、まずはGoogleが出している動画を見ながらメモをとって勉強するのが良いかと思います。日本語字幕付きなので、安心して取り組んでください。
動画を見終わったら、GAIQは無料なんだから合格するまで毎日受け続けるといいでしょう。
ひねった問題が出る事もないので、GAIQ対策っていうほど、力を入れる事もありません。
落ちたとしても24時間経ったら、再度受験できます。テストそのものが反復練習になりますし、時間内に正解するスピードをつけるには、テストの形式に慣れるのが一番早く効率が良いと思います。
設定手順は以下の記事で解説しているので目を通しておくと良いでしょう。
Googleタグマネージャーとアナリティクスの設定をする手順
GAIQを受験する手順
GAIQの受験方法はいたって簡単です。Googleアカウントを取得してネット環境があれば、誰でもいつでも受験できます。
Googleアナリティクスの設定など、一通りできたら、スキルショップで受験スタートです。
GAIQ取得して実際どうなの?
僕の場合、GAIQは世間様に向けた資格、名刺代わり程度、話の小ネタぐらいにしか思っていません。
SEOとかWEBマーケティングって、WEB職の人以外には何がなんだかよくわからない言葉なんです。だから、Googleの公式の資格を持っている、と言うと「なんかよくわからないけれどGoogleなんだね、すごい!」感を出せるかな?と思って取得しただけですw
WEBマーケティング職に資格はいる?
WEB職で国家資格は今のところ「ウェブデザイン技能検定」しかありません。文字通りWEBデザイナー職の資格であって、WEBマーケティング系はないです。
かれこれ10年近くこの業界で仕事をしていますが、日が浅い業界でもあるため、WEB系の資格を取得している人もあまり見た事がないのです。
よく「初心者に役立つWEB系資格●選!」みたいな記事を見かけるのですが、あれは「初心者」にしか響かないものだと思います。
なので、WEBマーケティング職につきたくて、履歴書を埋めるための資格が必要なら、Googleの資格とっておけばOKです。僕も、GAIQ、Google広告「ディスプレイ広告」の認定資格、Google広告「検索広告」の3種類持っています。
実際、WEBマーケティングは結果がすべての仕事です。ネットの営業職みたいなものなので、資格で飯が食えるものでもないんですよね。常に勉強と実践をひたすら繰り返して数字を追いかける事がWEBマーケティング職の宿命だと思います。
GAIQの試験対策講座について
GAIQの試験対策講座みたいなものもチラホラと見かけます。どんな内容なのかわからないのですが、例えば、GAIQのテストを50回受けてみても、まったく点数が上がらない。というような方はGAIQ対策講座を受講されるのも一つかもしれません。
努力もして、試験も受けて出題傾向も知って試験そのものも慣れてきている。それでも、点数が伸びないのであれば、努力の方向性が間違っている可能性があります。
そうした方は人に直接指導してもらう事で、何が理解していて何が分かっていないか、問題点がわかると思います。
GAIQ、転職の際に役立った気はしないw
面接でも特に何も触れられなかったんだよなぁ。
資格は書類選考で確認されたか、ぐらいのものだねぇ。#資格取得 #転職活動— オルカ@IT社畜 (@orca_shachiku) September 17, 2020